こんにちは!tes です。
ジオラマクリエイターがお送りする紙芝居、ジブリのパラレルワールド物語第2弾!
幕切れ後のハク物語も勝手に完結編。想像以上のボリュームになりました。
これまでのハク物語を通じて、様々なパラレルワールドの構成が判明しました。
● ハクはジブリの街の警務部隊長
● ドーラ一家は善人な海賊一味
● ムスカ一味の壊滅とラピュタの実在
● 湯婆婆市長と故・タタラバとの連携体制
etc.
▽ これまでのハク物語は
①ハク物語[序章]はコチラ
②ハク物語[真相]はコチラ
③ハク物語[解明]はコチラ
④ハク物語[過去]はコチラ
緊迫していたハク物語もエンディング。
5話にも渡るハク物語の完結編をお楽しみください !
▲ 彼らの話合いも落ち着きを取り戻し始めた
とある物語⑧📖
ジブリの街
それは、ジブリをこよなく愛する1人の者がジブリ映画に登場する様々なキャラをはじめ、
様々な建物・シーンを寄せ集めて作り上げた夢のようなパラレルワールド 。
美味なる飲食店が立ち並ぶ不思議な商店街、古き獅子の神を祀る神秘なる御池、
音と食に洗練されし海へと続く道、まさにジブリ好きが注目する憩いの街。
この街は、未だ拡大の最中。
この日、至る所に点在する空き地の一角にて、不思議な集いが目撃された。
ジブリの街・警務部隊長ハク
海賊の一味・ドーラ一家
正しき者と悪しき者たち。世間一般にはこう思われて当然な両者の集い。
しかしこの日、対極的な彼らの隔たりは、この街に好ましい形で消え去った。
ハク警務部隊長:
「しかし、まさか.. あの天空の城が実在していたとは。
この街の警務部隊に配属されて間もないが、君たちのような者たちと出会えて光栄だ。」
ルイ(ドーラの息子):
「おれらのような海賊を捕らえるはずの警務部隊長さんがそんな風なことを言って大丈夫なのかい?」
ハク警務部隊長:
「この街を管轄するオーナーはそんな隔たりを好まない人なんだ。むしろ望ましい関係になれるさ。」
様々な物語を経て、長きに渡る時が流れた。
たとえそれが対極的な関係性であっても、それは”単なる肩書き”で片づけられるような小さき悩み、小さき争いであるのかもしれない。
ハクとドーラ一家の会話を後ろで密かに聞く、カオナシがそう思った。笑
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とある物語・完
ハク警務部隊長:
「2人、名はなんという?」
ここまで目立たず、話の脇にいた2人の少年と少女に話は流れた。
どこからどう見ても海賊とは思えないその誠実な容姿と元気に満ち溢れた表情。
ハットを身に着けた少年が口を開いた。
パズー(少年):
「ぼくはパズー!この子はシータ!」
シータ(少女):
「よろしくね!ハクさん!」
その後も、彼らとドーラ一家の話が続いた。
天空の城ラピュタを共に目指した彼らの旅、パズーが暮らしていたスラッグ渓谷と親方の話、
シータの故郷・ゴンドアの谷と飛行石の伝説、ハクの前職や川で知り合った女の子の話。
時間を忘れ話し込んだ彼らだったが、ついに別れの時を迎えた。
最後、ハクから発せられた言葉の1つが、ハクの誠実さを物語った。
ハク警務部隊長:
「パズー、シータ。こちらこそよろしく。忘れないで、私は君たちの味方だからね。」
ドーラ:
「泣かせるじゃないか🍖🍖🍖」
遥か天空の城より現れし、2人の若者と海賊の一味。
ジブリの街・ニギハヤミ交番所属の警務部隊長ハクとの出会いはこうして始まった。
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まとめ
ついに完結しました!我ながら絶妙な中間的クオリティ。
湯屋を去った後のハク物語。お楽しみいただけたでしょうか??
ハクの物語は、また異なった形で続きます。
突如、ニギハヤミ交番に入った一報。
それは、かつて太古の森にて滅んだとされた不死身の生き物にまつわる目撃情報だった。
次回のパラレルワールド物語もお楽しみに!
ではでは!
tes
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