こんにちは!tes です。
さてさて、前回の続き。みにちゅあーとシリーズの一味違う活用方法。
「ジブリ作品ではない “みにちゅあーと” をジブリ風にジオラオ装飾する方法」について、お話したいと思います。
▼ 前回のブログを読んでいない方はコチラから
耳をすませばと神社を再現!ワンランク上のジオラマ活用解説
今回は少し高度な技術となるため、使用する造形グッズを紹介しつつ、動画も交えて詳しく解説していきます。
神社っぽさのある情景の形成
前回までの工程で本堂の制作と地面部分に粉末をまき散らすところまでは終わりました。
次に、地面に散らばった木の枝や幹などを再現していきたいと思います。
使用材料
この工程で使用する造形グッズが、『情景職人JS-004 日陰の草地色』
建築模型素材の専門店として有名な『光栄堂』の販売されている商品です。
光栄堂の情景職人と呼ばれる造形グッズは、地面・草などの表現に最適なパウダー素材で、わたしも頻繁に使用しています。
使用方法は幾通りありますが、わたしの場合は下記の専用ボンドといっしょに混ぜ合わせて使用します。
地面・草などのパウダー素材を接着させるのに最適な専用ボンドです(こちらも光栄堂の商品)。
制作手順と造形グッズの使用方法
まずは、先に出てきた情景職人のパウダーを必要な分だけ紙コップに移し替え、この専用ボンドを任意の量で垂らしていきます。
そこに、ペットボトルのキャップ半分~1杯ほどの水を入れて割箸で十分にかき混ぜたら、神社の地面部分に散らして上から押し潰します。
※下の動画を参照
押し潰すと水の混ざったボンドが程よく広がり、パウダー周辺も湿っぽくなります。
その湿った部分に対し、雑草を表現するためのサンドパウダーとラウンドスポンジを散らしていくことで、写真のような情景に近づいていきます。
サンドパウダーとラウンドスポンジの色は再現したい情景にあわせた色を採用。
ラウンドスポンジに関しては、ジオラマのスケールに合う大きさのものを使用し、情景職人のパウダー同様に専用ボンドで湿らせてから地面へ接着させます。
以上の流れにそって、パウダー類を地面の所々に点在させる形で散らしていくとイイ感じになってきますよ。
ちなみに葉造くんと草造くんでは乾燥後の固さに違いが表れるので、お好みの方を使用してくださいね。
スポンサーリンク
木々を植えて最終調整
最後は簡単!
お馴染みのトゥリークと呼ばれる木の枝を形成する造形グッズと、ラウンドスポンジを使って木を制作。
大元の話に戻りますが、今回は耳をすませばに登場する神社を再現するジオラマ制作でした。
一番最初にもお話した通り、再現シーンに必要な特徴的なパーツの中には
❸ 本堂横(写真左)の大きな木 という項目がありました。
そのため、写真にもある雫の右後ろらへんに木を1本設置することを最低限お忘れなく。
あとは、あまり特徴的ではないものの石畳の神道や鳥居などを設置し、神社らしい情景へと近づければOK。
長々とした説明でしたが、みなさんおつかれさまでした!
スポンサーリンク
まとめ
「ジブリ作品ではない “みにちゅあーと” をジブリ風にジオラオ装飾する方法」はいかがでしたでしょうか?
わたし自身、本場のジオラマ職人さんのような卓越した技術や専門知識はありませんが、
だからこそ一般の方々でも再現できるよなジオラマの実践解説ができると思っております。
機会がある方は是非とも、再現ジオラマに挑戦してみてくださいね。
ではでは!
tes