こんにちは!tes です。
今回は、前回のブログでもお話させていただいた
『サンと山犬』に関する制作記録の続きとなります。
前のブログを読んでいない方は、
そちらから読んでいただければ幸いです(^ ^
スタジオジブリminiでつくるもののけ姫のミニチュア世界!今回は、装飾作業が豊富に盛り込まれたみにちゅあーとキット『サン…
サン)カット前の様子
こちらのパーツは、サンの顔面・両腕・両足となる
肌色のパーツが一括りになっています。
羽織とタンクトップは白色のパーツ、
スカートは紺色のパーツとなっており、
それぞれのパーツが体や衣服として表現されます。
この流れでいくと、
お面には赤色のパーツが使われるため、
どのパーツがどの台紙に組み込まれているか、
徐々に予想できるようになります。
同じ色をした体の部位や衣類などは、
同じ色の台紙にまとめられているという法則は
どの作品でも共通事項になります!
作業効率をあげるきっかけでもあるので、
ご参考になれば幸いです!
サン)カット後の様子
各部のパーツを組み合わせ、
お面や頬に少し着色作業を施しました。
完成したサンのペーパークラフトがコチラです。
目を凝らしてみるとわかりますが、
サンの両手は両足よりも前に飛び出ています。
これが実はポイントとなります。
みにちゅあーとキットの立体表現
先程のサンを参考にしつつ、
実際に自分の体で試すとわかりますが、
右足を前に胡坐(あぐら)の姿勢を取り、
両手を下に伸ばして右足首を掴むと、
両手⇒右足⇒左足の順番で前から重なります。
言われてみれば当たり前のことですが、
このような現実的な立体感を表現するために、
各パーツは重ねる順番が決まっており、
体の部位や衣服には凹凸ができます。
まさに匠の技!さんけい様スゴイ!!
みにちゅあーとキットの立体表現(例)
同作品の山犬についても、
サンと同様の立体表現が確認できます。
山犬の頭部・左腕・左足は手前に飛び出ており、
胴体や右足はその後ろに写っています。
スタジオminiシリーズは二次元構成のため、
正面からのみ作品の世界を見て感じ取れると
下の記事でもお話させていただきました。
ただし、正面からのみ感じ取れる世界観ながら、
奥行きによる立体表現が成されており、
三次元要素も含まれているというわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サンを例に、立体表現が成されている
スタジオジブリminiの魅力をお話しました。
つくる過程でそのようなポイントに注目しつつ、
作品の完成を楽しむのもいいですよ。
色々な楽しみ方を取り入れてみてくださいね!
ではでは!
tes