こんにちは!tesです。
今回制作するみにちゅあーとキット作品は、
『借りぐらしのアリエッティ』
なんと、25時間もの制作時間が必要な超大作なんです!
(基本は一作品5~10時間程度。。)
さて、作品紹介と制作の解説へ入る前に、
『借りぐらしのアリエッティ』という映画について、
簡単にお話させていただきたいと思います。
(完成までは長い道のりになりそうです。。)
映画紹介
『借りぐらしのアリエッティ』は、
米林宏昌さんが監督を務めるスタジオジブリ作品。
公開日は2010年7月17日。
もう10年前の作品なんですね(2020.04.14現在)。
原作の英語タイトルについて
借りぐらしのアリエッティは、
英語(英・北米)では下記のように表されます。
タイトル(英):The Borrower Arrietty
タイトル(北米):The Secret World of Arrietty
『Borrower』は、借り手・借用者という意味なので、
イギリス英語だと『借用者のアリエッティ』的な?笑
アメリカ英語だと、シンプルな表現で分かりやすく、
『アリエッティの秘密の世界』的な感じですかね?
原作とストーリーについて
原作は、メアリー・ノートンが著書の
『床下の小人たち』という作品。
引用元:楽天ブックス
『借りぐらし』といったタイトルからも分かる通り、
今作の中心となるキャラクター達は、
人間から物資を”借りて”地下で暮らす小人の一家。
危険を冒しつつ、必要な物資を求め屋敷へ忍び込み、
それらを借り(調達し)ながら生活するといった
小人たちの冒険と生活を描いた内容でしたね。
小人一家の娘・アリエッティ(主人公) は、
とにかく好奇心が旺盛な女の子で、ある時、
屋敷に住む人間の少年・翔に見つかってしまいます。
幸いにも、翔との距離感は徐々に縮まる反面、
アリエッティ達の存在が知られることで危機が迫り、
平凡な生活が崩れつつも、生存のために動き始める
アリエッティ一家と小人の生態に感動できる作品です。
キャッチコピーは
『人間に見られてはいけない。』
『それが床下の小人たちの掟だった。』
作品の舞台は一軒家の中だけですが、
小人目線で繰り広げられるストーリー展開は、
とても迫力かつ面白みのある物語です!
みにちゅあーとキット概要
さて、話をみにちゅあーとキットに戻します!
このみにちゅあーとキットですが、
ハッキリ言って上級者向けの作品となります。
その分かりやすい理由としては、
『難易度:★★★★』
『参考制作時間:25時間』
といった長丁場かつ高難易度といった点。
引用元:みにちゅあーとショップ【株式会社さんけい】
本体サイズは、
約W120×D102×H48mmの手のひらサイズ。
みにちゅあーとキットのスケールの多くは、
『1/150』もしくは『1/220』となっていますが、
当作品は珍しい『1/48』スケール。
ミニチュアというよりも、
ドールハウスに近いサイズ感となりますね。
制作上の注意点
こちらの作品は、パーツ数がとにかく多いです。
完成品を見ると、早く完成させたくなりますが、
取扱説明書に沿って数日~数週間に小分けしつつ、
丁寧に進めることをオススメします!
完成度は本当に大事です!
初めの制作工程
まずは、土台となる壁面と床面の制作から開始。
壁面のパーツは大きい上に厚みもあり、
比較的作りやすいのが特徴です。
壁面には印刷シートと呼ばれる壁紙シートを貼ります。
切手がポスターのような形で壁面に飾られていたり、
小人目線で楽しめるインテリアも素敵ですね。
装飾した壁面を指定の箇所に設置した後、
部屋の中央にある暖炉を作ります。
暖炉側面の丸みを帯びたパーツですが、
あらかじめペンのような物で曲湾を描き、
しなやかに曲げつつ暖炉の円形にあわせます。
口では説明が難しいですが、
このようなパーツを曲げる作業は地味に難しいです。
ところで、この暖炉を覆っているパーツって、
鉢植えですよね?笑
かわいいですなーー。
まとめ
みにちゅあーとキットでは珍しい
ドールハウスタイプのペーパークラフトでした!
冒頭でも申した通り、
制作時間に25時間を要する上級者向けの作品ですが、
初めての方でも気長に作れば完成は見込めます!
逆に捉えれば、このみにちゅあーとが作れれば、
他のみにちゅあーと作品は余裕かもしれません。
興味が出た方は是非挑戦を。
続きのブログは次回。
ではでは!
tes